活動報告

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2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。

また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。

藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。

皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

第63回秋季日本歯周病学会学術大会に参加、発表してきました

第63回秋季日本歯周病学会学術大会

2020年10/16-11/30に、石川県金沢市で開催された予定でした第63回秋季日本歯周病学会学術大会がWeb開催となり、学会参加ならびにポスター発表してまいりました。
本学会のメインテーマである「歯周病のリスク管理は、全身の健康に寄与するか?」という内容に関連して、歯科と医科連携による歯周病リスク管理についてプログラムが組まれての学会内容です。歯周病患者は糖尿病リスクが高まることや認知症のリスク因子が上昇することが論文でも示されていますが、従来から行っている歯ブラシ指導によって歯周病を治すという歯周治療から歯周医学(ペリオドンタルメディスン)に基づいた「歯周医療」への行動変容が大切であることを学会が提唱されており、歯周治療のコンセプトの変遷を感じるのですが中でも、30代以降の80%が歯周病と言われる現在、食習慣(食栄養や食生活週間)とさまざまな病気との関連が明らかになっているものとして、2型糖尿病や脂質異常症、肥満と共に「歯周病」が明記されており、歯周病発症の重症化の環境リスク因子の中でも食習慣因子への対応が大切出るというメッセージがありました。歯周治療において禁煙指導支援とともに大切となる食栄養指導支援には様々な知識と情報のアップデートが大切で、藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは、ガンや生活習慣病になりにくい食生活に関する講演会や研修会に参加し、自分たちはもちろん歯科医学的に考えても皆さまに有効と思われる栄養学について最新の情報をお伝えしてまいりたいと思います。

そして今回の学会ポスターセッションでは、2名の歯科衛生士がそれぞれ取り組んできた歯周治療に関するWebポスター発表をさせていただいた。お二人の歯科衛生士はこのポスター作製にあたってたくさんの勉強をされたと思いますが、できあがってみれば、私は手直しすることはほとんどなく、本当にすばらしいポスターを作られた。今回の経験を通じてさらなる知識と技術の向上になったと思いますし1年後の認定歯科衛生士を一つの目標に、とても貴重な経験になったように感じます。藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは、人間的な魅力はもちろん、歯周治療に関する知識・技術を持ち合わせた歯科衛生士が一人でも多く育って、皆様により良い歯周治療が提供できるように歯科医師と歯科衛生士と共に研鑽を積んでいきたいと考えております。

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