活動報告

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2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。

また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。

藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。

皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

「細胞環境デザイン学」研修会に参加してきました

「細胞環境デザイン学」研修会

2020年2/22(土)~23日(日)、京都で開催された「細胞環境デザイン学」の2日間の研修会に参加してきました。
組織が損傷を受けた後の修復や再生には、私たちの細胞内で起こっているエネルギーやタンパク質の合成など、そのどれもが大切で、健康の維持や病気の治療を進めるためには、 細胞を正しく活動させることが最も重要だということを理論的かつ体験的に学ぶ研修を受講してきました。食事の大切さ・・それは何を食べて、何を食べてはいけないのかはもちろん、日常生活で大切となる「栄養」「運動」「水」「日光や音といった自然」「節制」「空気」「休息」といった免疫力を高める大切な習慣を見つめ直し、この30年間で3倍に増えたホルモンが関与すると言われている乳がん、前立腺がん、大腸がんなど・・癌にならないための栄養療法や癌術後のフォローアップ機関の食事のとり方など、本当に知識を整理することができます。牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品の摂取が多くなると乳がんや前立腺がんの発症割合は1.6倍まで増加し、大腿骨骨折のリスクも高まることが論文データからわかっていますから、特に、ご家族が癌の家系だという方は、なるべくこのような食事を摂取しないように心がけたほうが良いですし、一般的にも知られるようになりましたが、癌や糖尿病を代表とする生活習慣病はもちろん、うつや精神疾患などを避ける意味でも「砂糖」や「トランス脂肪酸」の摂取や「薬の服用」を限りなく無くしたほうが良いことが理解できます。一方で、最近ブームとなっている「糖質制限」に関しては否定的な見解で、特にこの糖質制限とアルコール摂取がかさなると肝障害を引き起こすリスクが高まることから、かえって健康に悪影響だということです。高マグネシウム食とオメガ3系の油の摂取を心がけ、癌遺伝子を持っていたとしても社会的な環境が遺伝子を変えるという「エピジェネティクス」という概念をもって生活のリズムをとっていくことのほうが大切だと思います。

「細胞環境デザイン学」研修会

そんな「細胞環境をデザインする」という考えをベースにしながら、藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは、虫歯や歯周病の予防歯科医療を、ただ単に、歯科衛生士が口腔内や歯のクリーニングをするという従来型の歯科医療から、オーラルヘルスケアという本質に踏み込んだ新しい歯科医療を提案しております。いくら歯ブラシをしていても、食事のとり方や生活習慣が間違っていれば「虫歯」や「歯周病」は治りませんし、医療の進歩によって、さまざまなことがわかってきました。そんなお口の健康から生活習慣を改めて、癌はもちろん、生活習慣病となるような高血圧症や糖尿病にならないような健康作りを私達歯科医師はもちろん歯科衛生士とともにサポートしていきたいと思います。

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