活動報告

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2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。

また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。

藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。

皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

日本臨床歯周病学会第37回年次大会に参加してきました

日本臨床歯周病学会第37回年次大会

2019年6/22-23に、北海道・札幌コンベンションセンターで開催された日本臨床歯周病学会第37回年次大会に参加してきました。大会のメインテーマは「歯根膜を活かす」で、歯周組織の一部である「歯根膜」にフォーカスをあてて、基礎歯科医学と臨床歯科医学に関する講演が2日間にわたって開催されました。歯周病が進行すると歯を支えている骨が溶けて、歯が揺れてくるという流れは一般的にわかりやすいと思います。その歯と骨(歯槽骨)をつないでいる組織が歯根膜で、厳密には歯の表面のセメント質と歯根膜、歯槽骨との関係が、歯周組織の安定をもたらすのですが、歯周病原因菌である細菌がどのような経路をたどって、歯根膜の炎症を引き起こしてしまうのか・・基礎的な話を理解することで、日常歯科臨床への取り組みが少し変わります。歯周治療においては、歯周病専門医と歯科衛生士とのチーム医療が大切で、中でも、歯周基本治療といって、口腔内のバイオフィルムの除去や生活習慣の見直しがもたらす炎症のコントロールと、かみ合わせのバランスへのアプローチを考えた力のコントロールの両輪が大切です。今回の学会には藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターに勤務いただいている歯科衛生士や受付秘書の皆さん共に参加し、たくさんの学びと知識のアップデートを行うことができました。私自身も、「知識と技術の向上」と「感度のアップ」は一緒だったのか・・・と、継続していく大切さを考えさせられる良い機会となりました。

日本臨床歯周病学会第37回年次大会

藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは2018年9月に予防歯科ブースとなる「藤沢歯科予防クリニック」が併設され、日本歯周病学会歯周病専門医と日本歯周病学会認定歯科衛生士による専門的な歯周病予防への取り組みがスタートしています。生活習慣病でもある歯周病に対して、どのようなアプローチが大切なのか、歯周組織再生療法といった専門的な治療はもちろん、歯科衛生士による歯周病予防のためのプロフェッショナルケアを通じて、健康なお口の状況はもちろん、皆様の健康づくりをサポートしていきたいと考えております。

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