活動報告

藤沢歯科 > 活動報告 > 第62回春季日本歯周病学会学術大会

2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。

また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。

藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。

皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

第62回春季日本歯周病学会学術大会に参加、発表してきました

第62回春季日本歯周病学会学術大会

2019年5/24-25に、神奈川県横浜市・神奈川県民ホールで開催された第62回春季日本歯周病学会学術大会に参加、ポスター発表してきました。
本学会のメインテーマは「低侵襲・高効率の歯周治療」であり、2日間にわたり、さまざまなプログラムが組まれての講演となった。特別講演では歯周治療ではトップデンティストのProf. Maurizio Tonettiが「低侵襲Mistの発展とこれから」というタイトルで、従来であれば抜歯となる天然歯を、どのように歯周組織再生療法を行い、保存することが可能かについて、それぞれの臨床ケースに関する診査・診断、治療術式から術後経過について話を聞くことができた。根分岐部病変と言って、歯周治療の中でも難しいとされている治療も、条件が揃えば歯の保存が可能な時代でもあるし、一方で、すべてがうまくいくわけではないので、診査診断といった基本的なデータ分析は欠かすことのできない大切な部分であることが良く理解できた。また、手術手技の部分でも、従来から比べてもより低侵襲な手術手技に関する報告がなされ、マイクロスコープを使用した手術方法や切開の位置に関する考察など・・歯周外科手術に関する今後の変遷を感じる内容であった。藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでも歯周組織再生手術に関する新しい製剤を使用や、低侵襲となるような手術手技の選択など、適応が合えば今後の歯周治療に生かしていきたいと考えております。

第62回春季日本歯周病学会学術大会

一方で、ポスターセッションでは、歯科衛生士が当院で取り組んできた歯周治療に関する報告をさせていただいた。特に歯周病のメインテナンスは「歯科衛生士」の役割はとても大きく、チームアプローチにおいてとても大切な存在です。日本歯周病学会には約2400名の学会登録している歯科衛生士が存在し、うち1119名は日本歯周病学会認定歯科衛生士である。ポスター発表を行うと、認定歯科衛生士を目指している、あるいは、すでに知識や技術の豊富な歯科衛生士、人間的に魅力にあふれる方、とても勉強熱心な歯科衛生士と、本当に素晴らしい方々がここに集まって、ポスター討論していることを肌で感じ取ることができます。当院のポスター発表した歯科衛生士は、発表の準備をしてきた過程でたくさん勉強し、1年後の認定歯科衛生士を一つの目標に、とても貴重な経験になったように思います。

第62回春季日本歯周病学会学術大会

藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは、人間的な魅力はもちろん、歯周治療に関する知識・技術を持ち合わせた歯科衛生士が一人でも多く育って、皆様により良い歯周治療が提供できるように歯科医師と歯科衛生士と共に研鑽を積んでいきたいと考え、2018年に「藤沢歯科予防クリニック」が2階に併設されました。歯周病予防と健康維持のために、「My Dental Hygienist」を見つけていただきたいと思います。

過去の活動報告