活動報告

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2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。

また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。

藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。

皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

第83回日本臨床歯周病学会関東支部教育講演会に参加、座長を担当させていただきました

第83回日本臨床歯周病学会関東支部教育講演会

2019年4/14(日)、東京・一橋講堂で開催された第83回日本臨床歯周病学会関東支部教育講演会に参加、座長を担当させていただきました。

今回のメインテーマは「チームで取り組む炎症と力のコントロール」と題して、歯科医師と歯科衛生士による天然歯とインプラントをどのように共存させていくのかといった部分にフォーカスを絞って、関西や中国四国支部で活躍される先生方による特別講演が開催されました。歯周治療のファーストステップは感染のコントロールであり、歯周病の原因となる細菌の量を減らすあるいは、細菌叢を入れ替えるためにプラークコントロールはもちろん、スケーリング・ルートプレーニングを行うことで炎症をコントロールすることが大切と考えられています。一方で、歯ブラシがいくら上手で定期的にメンテナンスをしているにも関わらず、なぜか歯肉からの出血が止まらない・・あるいは、歯が少しずつ動いてくるなど、良好な経過をたどらない歯周病患者がいるのも経験するところです。噛み合わせのずれが生じている不正咬合は、歯周炎を悪化させるリスク因子の一つと考えられていて、1歯のかみ合わせの調整で済むこともありますし、場合によっては広範囲にわたる治療を行わないと、歯周病のコントロールができない患者さんがいるということは、私も経験するところですし、ケースディスカッションを拝聴することができました。歯周治療に対する知識や技術をもちあわせた歯科医師はもちろん、歯科衛生士とのチーム医療の大切さをあらためて考えさせられるセッションでした。

第83回日本臨床歯周病学会関東支部教育講演会

藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターにご勤務頂いてます歯科衛生士の方々は、歯科衛生士学校での学生講義を担当したり、日本歯周病学会でのポスターセッションへ演題を出したりと、知識と技術を兼ね備えた歯科衛生士です。そんな素晴らしい歯科衛生士の方々とのチーム医療ができることを本当に嬉しく思いますし、これからも、皆様に最適な歯周治療が提供できるように、チームとして研鑽を積んでいきたいと考えております。

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