活動報告

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2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。

また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。

藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。

皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

ノーベルバイオケア Dr. Tomas Albrektsson講演会に参加してきました

ノーベルバイオケア Dr. Tomas Albrektsson講演会2017年11/26に、東京・千代田区で開催されたノーベルバイオケア Dr. TomasAlbrektsson講演会に参加してきました。


今回の講演会は、「デンタルインプラントの成功と失敗を考える」をテーマに、オッセオインテグレーションの科学から、我々歯科医師を惑わずインプラント周囲炎の噂まで、というサブタイトルの通り、今わかっている部分と、まだ、わからない部分に新しい論文を交えたディスカッション形式の講演会となった。2017年にメタ解析を行ったDr. KarlとDr. Albrektssonの最新の論文に関する知見が報告された。TiUnite表面処理されたインプラント12,803本(4,694名の患者)に関する前向き研究の調査を行った結果、タイユナイトのインプラント残存率は10年後で95.1%、辺縁骨レベルの変化は5年の追跡調査で-0.9㎜(インプラントレベル)という結果で、他のインプラントメーカと比較して有意差は無いということである。また、インプラント周囲炎に関しては、10年時点で1~2%という過去の報告と一致する結果でありタイユナイトの優位性を講演された。また一方で、インプラント周囲炎の初期の段階ともなる、マージナルボーンロスに関しては、歯周病学的な細菌学的な吸収メカニズム論や、過度の咬合からくるメカニカル吸収理論は歯周病専門医と補綴専門医のディスカッションにもなるが、Dr. Albrektssonが主張する生体のForeign body reactionというメカニズムは、生体にとって必ず惹起される反応であり、良く理解できる内容である。

藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは、最も高い水準のエビデンス(数多くの論文があって信頼度の高いという意味)のあるノーベルバイオケア社のインプラントを使用し、より的確なインプラント治療を提供していきたいと考えております。

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