活動報告

藤沢歯科 > 活動報告 > 第47回日本口腔インプラント学会学術大会

2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。

また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。

藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。

皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

第47回日本口腔インプラント学会学術大会に参加してきました

第47回日本口腔インプラント学会学術大会 2017年9/22-24に、仙台国際センターで開催された第47回日本口腔インプラント学会に参加してきました。


今年のメインテーマは、「インプラント治療が拓く未来」と題して、3日間にわたり、専門医教育講演や、特別講演などの多くのプログラムが組まれていた。専門医教育講座では、インプラント治療におけるデジタルソリューションをテーマに講演が行われ、最近のトピックスでもある①口腔内スキャナーによるデジタル印象 ②CBCT撮影から診査診断した結果を ③三次元解析ソフトで治療計画を立案、④サージカルガイドを用いたインプラント埋入術、そして⑤CAD/CAMシステムによる上部構造の製作といった一連の流れで、デジタルソリューションの現状を検証した解説が行われた。②、③、④、⑤に関しては藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターで2008年から導入し、今ではインプラント臨床において欠かすことのできないワークフローとなっている。一方で、①の口腔内スキャナーによるデジタル印象はここ数年のうちに導入を検討している分野です。最大の特徴は、今までの印象採得から模型製作、修復物の製作の流れが、デジタルソリューションですべて解決してしまう点です。印象採得は、型取りの材料を口腔内に入れて2~5分程度固まるのを待ち、取り出してから模型材料を流し込んで、歯型を作ります。その後、この模型を使って、修復物を手作業で作っていくのですが、これらの作業がPCの画面上で操作できるようになります。患者さんにとっても、歯科医師にとっても負担が少なくなるばかりでなく、口腔内と修復物とのズレが少なく、精度の高い補綴修復物(歯の部分)が製作できるようになり、早期の導入が望まれるところです。

第47回日本口腔インプラント学会学術大会ただ、今現状では利点ばかりでなく、歯肉縁下(歯肉の深い部分)の印象ができないという最大の欠点が存在し、多くの症例に適応できないのが現状です。ただ、その解決ソリューションとして超音波印象の研究・開発が進み、臨床応用にむけて検証が行われているようである。まだまだ発展していく分野ですので、ここ数年の動向に注視しながら、藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターにおけるデジタルワークフローを構築していきたいと思います。

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