活動報告

藤沢歯科 > 活動報告 > 日本口腔インプラント学会第34回九州支部学術大会

2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。

また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。

藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。

皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

日本口腔インプラント学会第34回九州支部学術大会に参加してきました

日本口腔インプラント学会第34回九州支部学術大会2017年1/21-22に、熊本県で開催された日本口腔インプラント学会第34回九州支部学術大会に参加してきました。

今期は、「健康維持と口腔インプラント治療」を日本口腔インプラント学会のメインテーマに掲げて、各支部会ならびに学術大会が開催、企画されています。中でも専門医教育講演では最近のトピックスであるMRONJが取り上げられ、歯科治療を行う上で特別な配慮を必要とされる知識であることから、知識の整理になる講演となった。インプラント治療を受けた患者さんの口腔機能が回復し、より健康で快適に生活できるようになることから、インプラント治療は健康寿命の延伸に一役を担っているわけですが、一方で、患者さんの超高齢化に伴った体の変化や、寝たきりや運動器症候群を防ぐ意味でも、骨粗しょう症予防にまつわる様々な投薬頻度が高くなってきたことは臨床現場でも実感するところです。以前からBP製剤に関連する顎骨壊死(BRONJ)は注意が必要と学会でも指摘されていたが、最近では、デノスマブやその他の薬物と放射線治療等の医療行為に付随する顎骨壊死を薬物治療関連顎骨壊死(MRONJ)という新たな概念が提唱されるに至り、われわれ歯科医師は服用役や病歴に関する知識と対応方法を頭に入れておく必要がある。


日本口腔インプラント学会第34回九州支部学術大会インプラント治療のみならず、歯周病治療や根管治療(歯の神経の治療)、抜歯、義歯(入れ歯)の調整といった様々な歯科治療を行う上で、顎骨壊死という口腔に関するリスクと、病的骨折といった全身的なリスクとを天秤にかけながら、治療のタイミングや治療方法の選択が求められます。今回、さまざまな症例を通じて、医科歯科連携はもちろん、口腔内の細菌コントロール(歯周病治療)をはじめとする保存的治療と外科的治療に関する知識のアップデートとなった。藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは、皆様に、安全で快適な歯科治療が受けられるよう、今年も研鑽を積んで参りたいと思います。

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