活動報告

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2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。

また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。

藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。

皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

日本臨床歯周病学会第34回年次大会に参加してきました

日本臨床歯周病学会第34回年次大会2016年7/9-10に、福岡県・アクロス福岡で開催された日本臨床歯周病学会第34回年次大会に参加してきました。
今年のメインテーマは『歯周治療 成功の鍵-再生療法Step by Step-』と題して日本・ヨーロッパ・アメリカの著名な先生方を交えた講演となった。日本でもなじみのある歯周組織再生療法薬剤にエムドゲイン(Enamelmatrix derivative)があるが、この製剤に関しては、スイス・ベルン大学のDr. アントン・スクーリアンがたくさんの研究報告と論文を発表している。今回、そのスクーリアン先生が特別講演をされ、エムドゲインに関するコンセンサスを整理し、また、骨再生に関する研究や臨床例について話された。エムドゲインに関する膨大な基礎研究と臨床データが蓄積され、歯周組織再生療法を行う際に欠かすことのできない薬剤であることをあらためて認識する内容であった。また他にも、歯肉退縮(歯が長くなってしまう疾患)に対するCTG(結合組織移植手術)の有用性に関するセッションでは、歯周組織再生に関わる術中の切開・剥離やでブライドメント・縫合といった基本的な手術を的確に行うことの重要性についてディスカッションされた。歯科医師の手術手技はもちろんだが、同じく重要な役割をはたすのが歯科衛生士であり、専門的な知識を共有できる歯科衛生士とのチーム医療の確立こそが歯周組織再生療法には重要であるという認識でセッションが締めくくられた。


日本臨床歯周病学会第34回年次大会藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは、歯周病・インプラント治療に秀でた4名の歯科衛生士とのチーム医療に取り組み、天然歯とインプラント周囲組織の再生に取り組んで参りたいと思います。

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