活動報告

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2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。

また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。

藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。

皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

日本臨床歯周病学会第33回年次大会に参加してきました

日本臨床歯周病学会第33回年次大会2015年7/18-19に、宮城県・仙台国際センターで開催された日本臨床歯周病学会第33回年次大会に歯科衛生士とともに参加してきました。 基調講演では、再生治療の基礎となる歯と歯周組織の解剖学と、多くの長期症例を通して「歯周病治療結果の長期安定性」に関する講演を聞くことができた。歯周組織再生療法の成功には、基本的な歯周外科をベースとしたフラップキュレッタージにより歯肉縁下の炎症コントロールを図ることが最も大切で、新しい治療方法や材料に専ら目を奪われがちとなる臨床へ警鐘を提唱される講演内容であった。10年や20年を超える長期にわたる臨床例を拝見して見えてくることは、繰り返しになるが、スケーリング・ルートプレーニングによる歯根面の清掃と骨欠損内の軟組織を除去する徹底した廓清ができているかどうかが、歯周組織再生療法治療成績に大きな影響を与えるということであり、改めてベーシックな手術手技の大切さを感じる機会となった。


日本臨床歯周病学会第33回年次大会また一方で、歯科衛生士と参加した歯科衛生士教育講演では、「歯科衛生士への提言」と題して、エビデンス時代の仕事観として、あえて「手業の心」を見つめ直すしてほしいという趣旨の講演を聞くことができた。現在のような時代背景においては、従来の師弟関係ということではなく、架空の"私淑"を持ち、先達の仕事を徹底的にまねようとし、真似しきれない先で出会う「らしさ」を成熟させていく仕事観を持ってほしいと提言があった。それぞれの時代背景にあわせて、自分の知識や技術といったパフォーマンスを最大化する方法を「柔軟に」模索し、一つの手技であるとか、一つの道具に固執することなく、「らしさ」のある歯科衛生士、「こだわり」のある歯科衛生士として活躍してほしいという内容であった。仕事観という部分でも、「不易流行」の大切さが浮き彫りになり、歯科衛生士はもちろん、歯科医師にとっても、誰にもまねできない「藤沢歯科ペリオ・インプラントセンター」らしさのある歯科医療を「柔軟に」模索しながら、皆様に最適な歯科医療を提供していきたいと考えております。

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