活動報告

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2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。

また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。

藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。

皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

第44回日本口腔インプラント学会学術大会に参加、講演してきました

第44回日本口腔インプラント学会学術大会2014年9/12-14に、東京国際フォーラムで開催された第44回日本口腔インプラント学会に参加、講演してきました。
今年のメインテーマは、「口腔インプラント治療の"めざす"もの-より信頼されるインプラント治療へ-」と題して、3日間にわたり、専門医教育講演や、特別講演などの多くのプログラムが組まれていた。専門医教育講座では、超高齢社会におけるインプラント治療に関する話題が取り上げられ、高齢者の増加に伴い、欠損補綴の必要性は増してきているが、その一方で、患者さんの現在おかれている状況から推測し、将来の生活スタイルを見越した上部構造体を製作することが大切であるという内容であった。当然、脳梗塞の既往などがあれば、再び、入院やリハビリの期間が想定されますので、メインテナンスしやすいインプラント上部構造体が望ましく、咬合力の強い方であれば、しっかりとした咬合安定が図れるインプラント埋入や補綴設計が望ましいということになる。インプラント補綴に関する様々なヒントがあったように感じてます。

第44回日本口腔インプラント学会学術大会また自身の講演では、ここ数年行ってきた、より低侵襲な上顎洞底挙上術に関する手術方法についてお話しさせていただいた。上顎臼歯部におけるインプラント治療において骨高径が十分にある方は問題ないのですが、多くの方は、インプラントを支えるには十分な骨量が確保できず、なんらかの骨再生が必要となります。その代表的な骨再生の術式ににラテラルウィンドテクニックがあるが、この術式は手術侵襲が大きく、術後の腫脹が大きかったり、まれに重大な合併症をきたすことから、同じような骨再生の結果を得ながら、低侵襲な術式はないかと、約7年前に考案し、我々のグループで取り組んできた手術方法である。
藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでも、クレスタルアプローチが最適応と考える患者さんには、こういった低侵襲な術式の選択を行い、その治療成績の高さを実感しており、先生方と有意義なディスカッションをすることができた。ただ唯一、座長の先生との見解は隔たりが大きく、私自身も勉強しなければいけない部分を知ることができ、大変有意義な学会発表であったと思います。来年の学会に向けて、さらなる学識を深めていきたいと再認識し、今月からはじまる1年間の歯周病の研修会や、Er-YAGレーザー研修会などに参加するとともにより知識を深めて、皆様に最適な治療方法を提供できるよう努めてまいりたいと思います。

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