活動報告

藤沢歯科 > 活動報告 > 第57回日本歯周病学会・春季学術大会

2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。

また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。

藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。

皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

第57回日本歯周病学会・春季学術大会に参加・ポスター講演してきました

第57回日本歯周病学会・春季学術大会2014年5/23-24に、岐阜県長良川国際会議場で開催された第57回日本歯周病学会・春季学術大会に参加・ポスター講演してきました。
今回の日本歯周病学会学術大会では「世界に発信する」をテーマに、レーザー治療や審美修復治療、また、55年間に及ぶ歯周病治療の長期症例などなど、とても興味深いシンポジウムや特別講演がプログラムされており、2日間を通して大変勉強になる学会となった。中でもエルビウムヤグレーザーに関するセッションは最近の話題でもあるが、歯周病治療はもちろん、インプラント治療や歯周組織再生療法への応用の可能性について様々な臨床応用が垣間見れ、大変興味深い講演となった。
私自身も学会や研修会を通じてエルビウムヤグレーザーの有用性を肌で感じてきたことから、本年、藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでも導入し、今では、歯周外科手術時に欠かせない存在となっている。従来から行ってきた歯周病治療では、ハンドスケーラーや超音波スケーラーといった器具を用いて、機械的に歯石等を除去するほかなかったが、この方法では処置そのもので歯の表面や、歯を支えている歯槽骨はもちろん、除去したLPSといった毒素を消毒・滅菌できないことが最大の欠点であった。エルビウムヤグレーザーは、照射面が殺菌されることから、これまで機械的な到達が困難な部位でも、"光治療"という非接触治療を生かした確実な歯周病治療が可能となる画期的な手術器材です。本講演では、それぞれのレーザーの特徴を理解するとともに、その波長特性を生かした臨床応用について知識のアップデートをすることができたが、エルビウムヤグレーザーによる歯周病治療や再生治療への応用ができるよう、7月と11月に研修会に参加し、皆様に的確なレーザーを使用した歯周病治療を提供してまいりたいと思います。

第57回日本歯周病学会・春季学術大会一方で、学会発表に関しては、歯科衛生士が携わってきた歯周病治療に関する症例を発表させていただいた。昨年に発表した歯科衛生士と同様、彼女もまた、初めてのポスターセッションであるにもかかわらず、しっかりとした発表を行って、歯科衛生士としてのステップアップになったのではないかと思います。藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは、歯科医師と歯科衛生士のチーム医療を実践し、歯周病治療はもちろん、皆様のお口の健康をサポートしてまいりたいと思います。


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