活動報告

藤沢歯科 > 活動報告 > 第56回日本歯周病学会・春季学術大会

2009年10月、藤沢歯科ペリオ・インプラントの雨宮啓と雨宮花が、日本歯周病学会の歯周病専門医に認定されました。当院における4名すべての歯科医師が日本歯周病学会歯周病専門医として、より専門性の高い治療を提供すべく、皆さまの診療を担当させていただきます。

また2010年2月8日に、院長の雨宮啓が(社)日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医の認定を受け、当院の2名の歯科医師が口腔インプラント専門医として、皆さまのインプラント治療を担当させていただきます。

藤沢歯科ペリオ・インプラントは、地域医療におけるインプラント・歯周病治療の専門的医療機関としての役割を担うとともに、皆さまが、ご満足いただける診療を提供できるよう、一丸となって邁進していきたいと思います。

皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

第56回日本歯周病学会・春季学術大会に参加してきました

2013 Oral B Extreme Meeting2013年5/31-6/1に、東京都・タワーホール船堀で開催された第56回日本歯周病学会・春季学術大会に参加してきました。
今回の学会・市民フォーラムでは、「未来の歯科治療としての再生歯科医療」と題して、歯の再生治療最前線について話を聞くことができた。いま再生医療では、様々な細胞のもととなる幹細胞を部分的に損傷した部位へ移植する「幹細胞移入療法」を中心に臨床研究が始まっており、歯科領域でも歯髄(歯の神経)や歯槽骨(顎の骨)の再生治療、歯周病治療など、歯科再生医療の開発が進められています。その延長線上にあるのが、「歯」そのものを再生させるという研究になるわけですが、歯の再生は、審美的にも機能的にも完全な回復につながる治療技術として多くの注目が集まっています。現在では「器官原基法」による再生歯胚を移植するという実験モデルが研究・開発され、実際に歯科再生医療の実現性が高まっているようです。今後のロードマップとしては、倫理的な問題や、歯の再生環境の整備といった課題があるようで、実際に歯科医療現場において実用化されるまで、20年程度かかるのではないかという展望で締めくくられました。
2013 Oral B Extreme Meeting未来の歯科医療としての再生医療は本当に夢があり、歯科医療そのものが大きく変わっていくパラダイムシフトを感じることができる日が待ち遠しく感じます。歯の再生には少し時間はかかるものの、歯周組織再生には様々な治療技術や再生材料が開発されておりますので、藤沢歯科ペリオ・インプラントセンターでは、歯そのものができるまでは、歯周病治療における再生治療法を積極的に取り入れ、歯の保存治療に取り組んでまいりたいと思います

過去の活動報告